サクラ祭り乱入公演『薔薇の香りとダンディズム〜熱き血潮 我胸に〜』
 3/24、『サクラ大戦〜熱き血潮に〜』発売記念イベント『サクラ祭り』の休演日に、薔薇組とダンディ団の特別(乱入)公演『薔薇の香りとダンディズム〜熱き血潮 我が胸に〜』が行われました。

■開幕
 6:30、開幕のベルが鳴った(なんだか短かった気もしますが)!
 公演内容も明かされていない、謎の公演に期待していた……のに、一向に幕は開かない。隣の席のしの様と「開幕直前に事故とか?」……なんだか不吉な話。いきなり心配になった小心者雪村。しかし、三分ほどでまたベルが鳴った。
 「あー、あーー」琴音さんの声がマイクから響いてくる。久々に聞く琴音さんの声に、早速体が熱くなり、頬が赤くなっていた(と、思う;;)。琴音さんによる、開演前の挨拶が始まる。最初は、「本日はご来場いただき有り難うございます」みたいな内容の事を。けど、いきなり「あら、気持ち良いわね」とか言い出して。思わず笑ってしまう。マイクで挨拶するの、当然だけど初めてなんでしょう。あぁ、琴音さんだ。「怖いもの見たさでいらした事と思いますが、最後まで諦めずに楽しんで行って下さい!」(笑) やたら熱弁を振るう琴音さん。挨拶だけで笑えるなんて、やっぱり薔薇組だ〜とかわけの解らない事を思いつつ。幕が上がるのを待つ。


■『さくら』(真宮寺さくら?)
 幕が開いた時、立っていたのはさくらさん(の、後姿)。あれ? 赤いリボンで結わえたポニーテール、桜色の着物(勿論例の柄入り)に紅袴。きらきらした紫の帯。見た目はさくらさん。でも、なんだか横幅が……? とか思っていたら。『さくら』のイントロが流れ、振り向いたのは――菊ちゃん。なんか、別の人みたいでした。『さくら』は、歌入りで、菊ちゃんは口パクのみ。でも、勿論振り付き。『さくら』の振りは見たことがないから解らないけど、多分智佐さんが踊るのと同じ振り……なのかな? 見た目はなんかぼてぼてしてる(失礼;)なんだけど、振りは上手いし。立ち姿は綺麗だし。凄いなぁ……。

 菊ちゃんが歌い終わった頃、琴音さんがいつもの衣装で上手から琴音さんが登場。なんか箒を持って、舞台の上を行ったり来たり。その間、「こんばんは。真宮寺さくらです」菊ちゃんがマイクを握り締めて喋るが。琴音さんは、「邪魔」の一言で、菊ちゃんをどかす。それから箒を上手の袖に置き、戻ってきて、菊ちゃんに、「それ、さくらさんの衣装よね? よく入ったわね〜」ホントに……;; どうやら、相当詰めているらしい。それに、帯にはゴムを入れてもらったとか(笑) 取り敢えず、琴音さんは太いとか頭がでかいとか言いたい事言いまくって。
「あなた、さくらさんなの?」
「はい。二代目、真宮寺さくらです」
「二代目? 襲名したの?」
「はい。勝手にしました」
「じゃぁ何、コレは襲名披露公演だったわけ?」(笑)
 そんなわけで、丘菊之丞、無事(?)二代目真宮寺さくらを襲名し(たのか!?)、主役の座を勝ち取……ってないだろうなぁ。。。
 それから、サクラ祭りの休演日の乱入公演に来てくれて有り難う、というようなお礼。
「1時間40分と書いてありましたが……」
 と、琴音さん。その後を菊ちゃんが続き、
「予定は未定って事ですね」
「1時間40分から、ということで!」
 最初から、1時間40分(それにしても微妙な数字)で終わるなんて思っちゃいません(笑)
 それから、本当は今日はスタッフもおやすみだったのだけれど、無理を言って……琴音さんが、菊ちゃんの着ている着物の袂に手を突っ込む仕草を繰り返し、こんな感じで、お願いして。
「だから、今日は私達が作ってる舞台じゃないんです。みんなで作る舞台なんです!」
 と、良いお話。楽しませていただきましょう。

 そんなこんなで、次の歌に進む事に。
「最初だから、ちゃんと締めないとね」
「最初からゆる〜く始まっちゃってすいません;;」
 みたいな事を菊ちゃんが。兎に角、締りのない始まり方(?)だったので、しっかり締めてもらう事に。
「ダンディー団で、『ダンディー』!」


■『ダンディー』(ダンディ団)
 ダンディーの持ち歌、王道でした。ボスは上手から舞台中央へ、武田さんは劇場右手、西村さんは左手の入り口から通路を通って登場。舞台に上がって唄う。ダンディーのボスの相変わらず素晴らしい歌声に、呆然としてしまいました。なんか、自分の中から色んな物が抜けていって、ボスの歌声だけが体の中に染み込んでいくような感覚で(謎)。
 最後の、「無理矢理生きるのが――」の後の溜めの時、3人揃って、バク転。思わず溜息と拍手が。流石ダンディー団、決めてくれました!

 この後、ダンディー団3人で簡単にトーク。花組さんの休演日に乱入したダンディー団。
「けど、どうして休演日なのにお客さんがこんなにいるんだ?」
 と、ボス。そして、
「明日の当日券を買うために並んでる徹夜組だな!」
 そこへすかさず、武田さんがハリセン攻撃をかました。いつもやられ役のあの武田さんが。大阪千秋楽のリベンジとでもいうかの如く。いやぁ。ハリセンって、良い音しますよね……。ボスのボケ3回に3回ともハリセンで突っ込んで、終いにはボスはくらくらしてました。
 そして次の曲。
「劇中劇の名曲、『愛ゆえに』を、薔薇組の2人が唄います」
 という紹介に吃驚。
 しの様と、「琴音さんがマリア!?」と、緊張気味で聞いてました。
 けど、「どうぞ!」と言って舞台下手を3人で指したは良いが、その後になって、上手を指したり。結局、どっちから出てくるのか曖昧な感じ。何をしているのやら、と思っていたが、両側からそれぞれ出てくるから、どちらを指せば良いのか解らなかったよう。……打ち合わせとかリハとかないの?;;


■『愛ゆえに』(薔薇組)
 上手から琴音さん、下手から菊ちゃんが登場。衣装は、いつものまま。派手な外套の琴音さんと軍服の菊ちゃん。ま、当然か。最初のさくらの衣装だけでも相当苦労したようですし。どう考えても、麗さんの衣装を矢尾さんが着られるとは思えない。身長的に。安心したような、残念なような。
 2人はイントロの間にゆっくりと歩み寄り、真ん中背中合わせになる。そして、歌――が、始まる筈なのに、どっちも唄いださない。というか、伴奏の間、「唄いなさよ!」「琴音さんこそ!」と言うような感じで、声こそ出さないものの、背中合わせで突付きあっている。そして。結局、曲は途中で止まってしまう。
「どうして唄わないんですか?」
「あなたこそ。さっきあなたがさくらさんやったんだから、今度は私でしょう!?」
 と、2人でさくらパートを取り合うことに。菊ちゃんの主張は、
「私は最初にさくらさんをやったんだから、次もその次もさくらさんをやるんです!」
 対する琴音さん、
「さっきあなたがさくらさんをやったんだから、順番的にいって私じゃない!?」
 更に菊ちゃんの反論。
「もぅ、琴音さんはマリアさんで十分です!!」
 爆弾発言だ……。
「あなた今、マリアさんで十分って言った? なんか、凄い事言ったわね……」
 と、琴音さんが突っ込む。その辺の言い回しは菊ちゃんにはどうでも良いらしく。
「兎に角、私はさくらさんのファンなんです。私がさくらさんをやるんです!」
 と、主張。反論する琴音さんに、さくらクイズをする事に。クイズに勝ったら、琴音さんにさくら役を譲るという菊ちゃん。
「第一問。さくらさんの苗字は?」
「またまた、そんな簡単な問題解らないわけないじゃない。“車”!」(即答)
「それは寅次郎!」(即行)
 初っ端から駄目じゃん。
「もぅ、さくらさんの苗字は“真宮寺”ですぅ。それでは、第二問。さくらさんのお父様の名前は?」
「あはは。簡単な問題。野沢ヤスヒロ(……だっけ? なんか覚えてないんです;;; ヤストモ?)」(勿論、即答)
「違います! さくらさんのお父様の名前は一馬です!」
「あらゴメンなさい。野沢那智さんの本名だったわ」
 やっぱり……。でも、覚えてないです;;
「全然駄目じゃないですか。じゃぁ、次。第三問。サクラ大戦熱きっちっ……(噛む)」
「え? 何、もう一回?」
 琴音さんの反撃。
「もぅ、答えられないからってこんな所で突っ込まないで下さい!」
 けど、この辺が印象的で三問目覚えてない;;

 そんなこんなで。やっぱり菊ちゃんがさくらパートを唄うことに決定。琴音さんも納得して、リテイク。二人とも袖に引っ込んでゆく。そしてイントロ。上手から、琴音さんだけが登場。今度は外套を脱ぎ、黒地に銀の月の模様の入ったマント(デザイアの衣装)をつけて。
「たとえ君がどこへ行こうと、誰のものになろうとも、俺の知ったこっちゃない!(爆) あ、いや、僕の愛はかわらない!」
 もぅ、大笑いでした。しかし、コレを琴音さんが真面目にゆってたら、私は……(以下略)
 今度は、琴音さん、マリアパート熱唱。胸ポケットから三本、靴の踵(ズボンの裾?)から一本、花を取り出し、口付けて客席へ投げる。二本目の花、私の二つ右側の席の人がとった。羨ましい。というか、惜しかった!
 マリアパートが終わる頃、菊ちゃん登場。上はいつもの軍服。下は、さくらの赤いスカート(笑) 勿論花かごを下げて。菊ちゃん、念願のさくらパートを熱唱。振りがまた綺麗で。菊ちゃんが舞台中央で歌っている間は、琴音さんは左側の(舞台に上がるための)階段の辺りで舞台に片足をかけて見守っている。そして、舞台最前列を通り右側に移動して、舞台へ上がる。んだけど、ハモリのところ、二人ともマリアパートを唄い出し、斉唱になってました(笑) 流石に菊ちゃん、高音が出なかった模様。
 菊ちゃん、途中でスカートが落ちて(というか、落として)、緑のブルマみたいなの(軍服と同じ色)になって、琴音さんと向かい合う時に、琴音さんが後じさるという一面も(笑)。最後は琴音さん、上手から編み笠を持ってきて、何故か歌舞伎のような純和風の決めポーズ。不思議な不思議な『愛ゆえに』でした。

 歌の後は、当然菊ちゃんの恰好についてツッコミが入りました。遠くの人は見え難いかも知れないけど、近くの人、見苦しくてすみません、と琴音さんが謝っていた。菊ちゃんの内股がえらく気になるとか。
 それから。ゴールド・ディスク大賞の話題と、応援についての感謝。掻っ攫ってきた(笑)トロフィーは、ロビーに展示してある、と紹介。そして、
「CDの賞って色々あるけど、ゴールド・ディスク大賞は、本当にCDの売り上げで決まってるんです。本当に売れたCDに賞を贈るんですよ」
 と、琴音さんの説明が入る。
「他の賞は……色々ね。嘘とかあるみたいだけど。色んな事情もあるし……ねぇ!?」
「いきなりぼ……私に振らないで下さいよっ!」
 珍しく、話を振られてどもる菊ちゃん。しかも、「僕」と言いそうになっていた。けど、ちゃんと堪えて「私」にすぐに戻した辺りは偉い。

 次に進む。
「マリアさんの持ち歌、あの名曲を、あの人が歌います。ダンディーのボスで、『オンリー・マン』!」
 その紹介だけで、大興奮でした。もう凄く期待しました。


■『オンリー・マン』(ダンディーのボス)
 先の琴音さんと菊ちゃんのトークの間に、上手側になにやら丸テーブルと椅子が用意されていて、何事かと思っていたけれど、まさかこの歌のためだとは、そして、この人が歌うためだとは思ってなかった。本当に嬉しくて、ボスの登場から、うっとりとしてました。
 イントロが流れ、酒の入ったグラスを片手に登場。酒を軽く呷り、テーブルにグラスを置き、舞台の端に立って、
「オンリー……」
 あれ、キーが高い? ボス流の唄い方なのか? とか思っていたら。
「ユ〜〜〜」
 おぉいっ;; 爆笑でした。それでも続けようとするボスの後ろから、西村さんが現れ、左側に回ってそっとボスの帽子を取ると、今度は右後ろに灯油缶を構えた武田さんが……! 東京楽のリベンジとばかりに、ボスに殴りかかりました(笑) やっぱりくらくらしたとか。今回の武田さんは、やられ役じゃなかった。新鮮。
「俺、ボスだよなぁ!?」
 というボスになんとなく申し訳なさそうに二人とも退場。
 と言うわけで。リテイク。
 帽子をかぶり、やっぱり酒を呷りながら登場し、今度はグラスを置いて椅子に腰を下ろす。その姿、とても渋かったです。そして、流石ボス、と言いたくなるような歌声。私は、半分泣いてました。
 唄ったのは一番だけで、すぐに最後の「Good bye my only man Good bye my sweet memory」……に移ってしまったのは残念。もっと聞いていたかった。けど、最後の最後、囁くようにもう一度、「Good by my only love……」と歌って。鳥肌が立ちました。
 コレが聞けただけでもう大満足。

 曲が終わってのトークは、園岡さんが『サクラ大戦』という作品に参加することになった経緯。
「最初、『花咲く乙女』というミュージカルで黒いピエロという役をやることになって……見た人、いる?」
 と、問いかけると、何人か……10人くらいかな。手を挙げていたと思う。ボス、感心してました。
「それで、顔合わせの2週間くらい前にゲームと台本が届いて。台本を見てみたら、“蒸気”だとか、“霊力”、“霊子”とかいった言葉が出てきてて、これはなんなんだと思ったんで、取り敢えずゲームをやってみることにしたんですけどね。これがまた、はまっちゃって。結局、台本を見たのは一日前だけ。全員クリアしましたよ〜」
 との事。流石! 最初にクリアしたのが誰かは気になるところですが。
「その後、また歌謡ショウをするという話になって、ここは是非出して下さいと直前になって頼んだら、快く了解して下さったんですよ。それも、いきなり直前に言ったにもかかわらず、“ダンディー”という役と、『ダンディー』という楽曲まで用意されてて。その暖かさが、またサクラ大戦の良いところなんですね」
 本当に……凄いなぁ。良いお話でした。ちょっと感動してしまって。


■『南風GO!GO!』(清流院琴音)
 最初の、「南風南風GOGOGOG― 嵐のように……」の部分。誰の声? と思いました。なんか、色んな人の声が混ざっていて。沢山人がいる見たいな感じで。でも、琴音さんではなくて。後から聞いた話では、花組の皆さんが歌っていたとの事。吃驚。
 花組の皆さんは、後ろで全員見ていて、色々大笑いしたりとかしていたみたいです。やっぱり、皆さん来てたんですね……。
 琴音さんは、登場した時、外套もサングラスも無し。ノリノリで歌ってました。もう、ここまで来ると琴音さんじゃない。思い切り「矢尾一樹」のノリ。そもそも、衣装脱いでサングラス外したら琴音さんじゃないだろう;; 矢尾さん、こういうノリ好きだなぁ、とか思いつつ見てました。
 最後のほうの、「南風南風GOGOGOG― 好きなあいつキスしてGOGOGOG―」を何度も繰り返していて、お客さんにも「一緒に」というのだけれど、どう唄えば良いのか解らず、ちょっと戸惑った。そこで、琴音さん、舞台を降り、「南風」とか「好きなあいつ」と、次の歌詞を先に言って促す。そうすると、当然唄いやすくなるわけで。観客全員で唄ってました。通路側の人は、琴音さんにマイク向けられたりして。羨ましいなぁ……。兎に角琴音さんは動き回り、走り回り、歌いまくって、終いには通路を駆け出し、上の方まで行ったりしていた。上のほうの人にはマイクを向けたりまではしなかったようだけれど、「南風南風GOGOGOG― 好きなあいつキスしてGOGOGOG―」だけで、10回くらい繰り返したのではないかと。
 歌ってる途中から、もう琴音さんは汗だらだら。熱気も凄かったし、ステージの上は照明でかなり暑いし。それに加えてあれだけ動けば、当然の結果。でも、本当に楽しそう。確かに「清流院琴音」ではなくなっていたけれど、「矢尾一樹」の地で行っていたような気はするけれど。楽しそうで、歌ってること自体が嬉しそうで、こっちまで楽しくなってくる。

 歌が終わって。
「私は、清流院琴音ってキャラをやらせてもらってるんですけど」
 と、いきなり“矢尾一樹”で話し始める。
「薔薇組ってね、ゲームでは2つ3つしか台詞ないんだよ。だから、歌謡ショウの方が台詞が多くって。でも、ゲームにはゲームの、歌謡ショウには歌謡ショウの薔薇組がいるんだよね。薔薇組だけじゃなくて、花組も。ゲームだったり、歌謡ショウだったり、ドラマCDだったりOVAだったり映画だったり色々いるわけよ」
 ん〜、確かに。で、役者さんも、ゲームとか歌謡ショウとか、キャラを使い分けているというような話をして。
「今日は……何なんだろな。イベントの“清流院琴音”かなぁ。菊之丞は、どんな菊之丞を見せてくれるのでしょう。次は、菊之丞で、紅蘭さんの持ち歌『東京的休日』!」


■『東京的休日』(丘菊之丞)
 今度の菊ちゃんは、劇場右後方の入り口(最初に武田さんが登場した方)から登場。下はいつも通り軍服のスカートで、上には赤いチャイナ服みたいなのを着ていた。本気で可愛いと思ってしまいました……。通路を通って舞台まで行く間に、通路側の人と握手したりとかして。またまた羨ましい。さっき、琴音さんにマイク向けてもらってた人が一人、菊ちゃんに握手してもらってて。
 歌は、鼻にかかったような声で唄っていました。なんか、紅蘭風に。
 別に、コント的な事もなく、特に面白い事をするわけでもなく。ただ、兎に角振りが綺麗。というか、かわいいというか。
 「東京 希望の街 東京 自由の都」という辺りは、「皆さん、ご一緒に!」と、また客席と一緒に歌って。今度は、割と唄いやすかった。ノリとしては『南風GO!GO!』の方が一緒に歌い易そうなのに、不思議。

「この曲は、実話なんですよ!」
 唄い終わって、菊ちゃんが最初に言い出したのは、広井さんの中国の従妹のお話。
「広井さんの従妹の方、本当に“李紅蘭”さんって言うそうなんです。ご存知ですか?」
 しの様と頷く。確か、CDのブックレットに書いてあったし。
「中国語では、“リ・フォンラン”(中国語風に発音)。“リ・フォンラン”さん。って、ホントにこんな発音するのか知らないんですけど。兎に角中国語ではそう読むんだそうです。で、その紅蘭さんが、日中国交回復のために日本に来た時の、本当の話を歌にしたそうなんです。そういうところも、『サクラ大戦』て、奥が深いですよね」
 と、にっこり。

 そして、下手の方へ下がってゆき、袖の手前で、
「今度は、すみれさんとカンナさんの歌、劇中劇の『愛はダイヤ』。ある意味で、スペシャルな二人です(笑)」
 誰? と、首を傾げてしまったけれど。すぐに菊ちゃんが、
「後、唄ってないの誰か……解りますね?」
 って。あぁ、あの二人!


■『愛はダイヤ』(西村ヤン太郎、ベロムーチョ武田)
 残りの二人(笑)ということで、ダンディー団の下っ端(?)二人が歌っていました。武田さんがカンナパートを、西村さんがすみれパートを歌っていたのだけれど……なんだか、武田さん、えらくがなって……。 西村さんは、普通にカッコよく歌っていました。
 が。歌っている途中。二人でどつき合い。今回は、寧ろ武田さんのほうが優勢で。舞台中央で背中合わせになった所で、武田さんが西村さんに、テコンドーのような後ろ蹴りを喰らわせた。怒りながらも立ち上がり、最後まで決めるものの、歌の終わり、最後の最後で武田さんがまた腕を振り上げ、西村さんの顔面を殴る。そこで、西村さんが倒れて、
「あれ、兄貴!?」
 武田さんは、西村さんがいないって事で探す振り。倒れている西村さんのお腹の上を二往復ぐらいしてました(笑)
「武田……武、田……」
 ぜぇぜぇいってる西村さんをやっと武田さんは発見。
「兄貴! 誰にやられたんすか!? よぉし、俺が敵を討ってやる!」(笑)
 舞台を降りて、「お前か、お前か」とお客さんを指す武田さん。けど、後ろから当然突っ込み。
「武田、お前だよ!」
 後で楽屋でじっくり話し合おうとか言ってて(笑) どうなったかな。今回、いつものやられ役をとことんひっくり返して今までの仕返しをしていた武田さんが新鮮でした。夏の歌謡ショウで、倍くらいやられたりして……
 ところで
「何がある意味スペシャルなんだろうな」
 と、菊ちゃんの曲紹介について言っていると、客席から、「珍しい!」と声がかかり、「あぁ、なるほどな!」とか。確かに、珍しいです。この二人で唄うのは。

「ところで、武田。お前、サクラ大戦『熱き血潮に』やったか?」
「そりゃぁ、兄貴!」
 ふんぞり返って、
「俺は自慢じゃないですけどね、PS2(に)、持ってません!」(きっぱり)
「オイ、お前なんつった? あれはPS2って書いて、“ピーエスツー”って読むんだよ!」
「良いじゃないすか、日本人なんだから“に”で!」
「それより、お前、まだやってないのか? 今回のムービーは凄いぞ。OPとかなぁ」
 と、なにやら『熱き血潮に』について語り始め、兎に角やれと武田さんを小突くが、武田さんは懐から財布を取り出し、
「後で下の店で買って帰ろうと思ってるんすよ!」
 えらいなぁ。私、まだ持ってないし。
「そういう兄貴は、やったんすか?」
「そ、そりゃぁ勿論……」
 何故かどもるヤン太郎さん。
「なんすか、兄貴?」
 武田さんが突っ込むと、
「まぁ、な、ベロちゃんちょっと……」
「気味悪いっすね。ベロちゃんなんて行った事ないじゃないすか」
 それから、今度はサクラの歌の話題について。
「武田、お前、サクラ大戦の歌って、何曲くらいあるか知ってるか?」
「いえ、知らないっす」(即答)
「なんと。既に160曲を越えてるらしい」
「ホントに?」
「あぁ。さっき田中先生に聞いたから」
 聞いたのか。やっぱり。知ってたんじゃないんだ(笑)
「スゴいな。ギネス記録じゃない?」
「だろうなぁ。前例はないと思うけど」
 なんか、この辺素で話してたような……

 で、曲紹介。
「次は、薔薇組の持ち歌。『ウチャ!歓びの歌』」
 これ、生で聞いた事なくて嬉しかったのですが……


■『ウチャ!歓びの歌』(薔薇組)
 甘かった。……というより、忘れていました。すっかり渋い『オンリー・マン』とノリノリの『南風GOGO』、妙に可愛い『東京的休日』に酔いしれて。この人達のこの恰好の事を。お約束なのかも知れないけれどハイレグレオタード姿! 髪にはしっかり花を飾って。銀のラメのきらきらしたハイレグ。に、ストッキングというか、網タイツ。しかも……実は薔薇の模様が入ってたとか(琴音さんのみ)。こういう話をするのもなんだけど……琴音さん、脚が滅茶苦茶綺麗。ほっそいし。背も高いし、脚長いし。スタイル良いなぁ……。で、また二人とも何気に似合うから憎めなくて。反応に困った。しかし……お願いだから横とか後ろとか向かないで欲しい;; とことんやばかったんです。何がって、完全に今回はTバック。やばいって。やばいって……。回るな……;;
 歌っている間は良かったのですが。ラストのポーズを決めて音楽が終わると、すぐに琴音さんは恥ずかしそうにしているのに、菊ちゃんはなかなかポーズを崩さず、ずっとそのまま。
 そして、「夢が叶いました〜」と、大喜びの菊ちゃんを他所に、横向いたりしながらおずおずと後ろの方へ下がってゆく琴音さん。恥ずかしいのは解るのですが、はっきりいって横向かれた方が余計に困るような;; まぁ、遠めだったので私はそんなにやばくはなかったのですが、前の方の人はきつかったのではないかと;;
 でも、琴音さん、
「新春でタキシード着たら、私のHPの掲示板(矢尾さんの非公式HP)に、「それはどうよ」って書かれたし。あの時、何故かタキシードの衣装合わせする時、変に恥ずかしかった」
「そういえば、琴音さんだけ恥ずかしがってましたよね。何故か」
「そうなの。こっちは全然平気なのに!」
 と、ハイレグを指して、
「こんな私に誰がした!」
 誰ってゆうか。ゲームでは“こんな私”じゃなかったなぁ;;
「誰がって、琴音さんがしたって聞きましたけど? サイパンがどうと……」
 菊ちゃんが言うと。
「広井さんに、「出せ!」って言ったんだけど……。サクラ大戦の歌謡ショウを初めて見た時に、凄く良かったから、「俺も出せ」って広井さんに」
「『俺も出せ』って、琴音さんが言ったんですか?」
「……私の友達の矢尾一樹さんて方が言ったの」
 すっごいわけの解らない言い訳。菊ちゃんのツッコミがナイスでした。
「それで、みんなでサイパンにいったときがあって、その時に、広井さんてお酒飲まなくてずっとコーラをかぱかぱかぱかぱ飲んでたんだけど。その横で私、一人バーボン飲みながら、『出せ』って言ったんだよ」
「お友達の矢尾さんがですよね?」
「そう。矢尾さんがね」
 ホントに訳が解らない(笑)
「そしたら、広井さんが『女の子しか出ないんだから』って言うから、『じゃぁ、心が女なら良いじゃない』って言ったら、(膝を打って)『ナイス!』って」

 しかし、真面目な話をしていたのに、恰好が恰好なだけに会場からは笑いが……。本人も、あの恰好で真面目な話するのは嫌だったらしい;;


  続く……
1 

詳しそうで、あんまり詳しくないんです;;
取り敢えず、台詞とか信じないで下さいね;;
うろ覚えですし。取り敢えず、雰囲気だけ。

長くて申し訳ないのですが、まだ続きます。ひとまず、歌は此処まで。
次は……



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